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2002/11/6 page 1/1


炭焼き窯づくり報告(その1)
─ 京都精華大学 板倉ゼミの炭焼き窯づくり計画 ─


■平成14年10月より炭焼き窯づくりが始まる

京都精華大学板倉ゼミの炭焼き窯づくりが、朽木村に本拠を置く杣の会のみなさんの協力を得ながら、毎週のゼミの時間を使いながら学生たちと作業が進む。この炭焼きと森林マネジメントにより、今後の大学内の森林整備がされてゆくことになります。

■9月25日(水)事前打合せ

杣の会の常住さん、宮本さんが来校、板倉研究室で打合せ

■10月2日(水)窯づくりが始まる

炭焼き窯づくりが始まる、谷田さん、常住さん、宮本さん、矢倉さん、荻原さん来校

10月9日(水)下地づくりが始まる

ビデオ撮影はじまる、谷田さん、常住さん、宮本さん、矢倉さん、荻原さん来校

■10月16日(水)

谷田さん、常住さん、宮本さん、矢倉さん、荻原さん来校

■10月23日(水)

■10月30日(水)

10/30 の炭窯作り
NPO杣の会 宮本さんより連絡がある。次回の建設予定ですが、9時半頃に精華大に入り、前回やり残しの作業(床作り、壁作り、焚き口の擁壁作りなど)を済ませ、なんとか当日のゼミの時間に炭材込めにこぎ着けたいと思っています。そうすれば何とか、鉢(天井)作り、小屋掛けなど後2回で作業のめどは付くのではないかと思います。1講時〜3講時があいている方は、作業参加&見学に来て下さい。

■11月6日(水)炭窯づくり後、交流会。

11/6 の炭窯建設 炭窯づくり後、交流会
 板倉ゼミの学生のみなさんへ連絡。11月6日の炭窯建設ですが、朽木のメンバーは昼頃から準備を含めて作業を開始する予定です。今週と来週で何とか作業に目途をつけて、20日には火入れをと考えております。3講時目が開いている方はぜひ作業参加をお願いします。NPO杣の会 宮本さんより連絡がある。

■11月13日(水)鉢(天井)の打ち込み

板倉ゼミの学生のみなさんへ連絡。NPO杣の会 宮本です。明日は11頃から準備作業をスタートさせたいと思います。いよいよ、鉢(天井)の打ち込みです。2講時、3講時があいている方はぜひ作業参加をお願いします。

■11月20日(水)炭窯建設と火入れ

炭窯建設と火入れ、板倉ゼミの学生のみなさんへ連絡。11月20日は午後2時40分よりいよいよ炭窯の火入れです。その前に、煙突のセットや、炭材の出し入れ口の始末、温度センサーのセット、小屋掛けなどを済ませてしまう必要があります。20日は、10時頃から火入れ前の作業をしています。ぜひ作業参加をお願いします。もちろん火入れにも来て下さい。NPO杣の会 宮本より

■11月27日(水)作業お休み

■12月4日(水)炭出し

いよいよ炭出し、炭の出来具合いや窯の焚き口などを調整する。

■12月11日(水)炭材づめ

窯が完成したので二回目の炭材づめを行なう。






高橋の感想。NPO杣の会 宮本さんとメールのやりとり。

 先週は杣の会から、谷田さん、常住さん、宮本さん、矢倉さん、荻原さんの5名の方に来ていただきありがとうございました。常住さんからはチェーン・ソーの使い方や火の付け方、火の扱いなどについて学生たちに丁寧に教えていただきました。谷田さんからは炭焼き窯に使う、土の良し悪しの見分け方についてうかがうことができた。土の中に砂が多い場合や逆に粘土質の多い場合などに付いてどう見分けるか?有機質を多く含んでいる場合は、有機質の量を確認するために、土団子を作り、それを火にくべて燃焼させて、土を焼き固めてその状態を確認するというものでした。これらのことは始めて聞くことや知らないことばかりで、たいへん勉強になり、また感心するところがたくさんありました。見ると聞くとではやはり違うものですね。実際に経験することは大きいと思います。炭窯作りは、先人の人々が生み出し工夫し作り出し伝えられて来た。それは里山や森林の手入れと同じく文化でもあると感じた。技術や作業方法や手順には、それぞれ意味があり、全ての物事には訳があるのだと、谷田さんの説明をお聞きして深く感心した。

 そして杣の会のみなさんの手にかかれば、それこそ3日もあれば、今回の炭焼き窯程度の大きさのものは完成させてしまうことが可能だとか。その気になり、つめて作業をやれば昔の人々はたった1日でも完成させることも可能だったと板倉先生から聞いた。おはなしを考えてみれば、当然のことで山の中に入り炭焼きをする生活をしていた人々にとってみれば、それぐらいのペースで作業をやって行かないと、それこそ商売にならなかったであろう。窯を造ることだけに時間をかけていたら炭が焼けず、いつまでも山から降りることができなかっただろう。

 しかし今回の炭焼き窯は、時間がかかっても学生たちの力で炭窯を造らせたいと先生は考え、できるだけ学生たちが作業にかかわる機会を与えたいと考えています。

 きっと杣の会のみなさんにとっては歯がゆいように感じるかも知れません。のんびりした作業の進み具合とうつるかも知れませんね。どうかそれも含めて環境教育の一環だという視点で、ご理解いただけるとうれしく思います。もちろん手抜きのような態度へはビシビシ厳しくやってもらって構わないと板倉先生もお考えだと思います。一生懸命やって時間がかかるのと、だらだらやって時間がかかることは違いますからね。

 そしてこんな願ってもないチャンス。せっかくいろいろな特技や技能を持つ杣の会のみなさんに来てもらっているのですから、炭窯づくり以外にも、チェーン・ソーの使い方や火の付け方や山仕事のことなどレクチャーをしていただけたら素敵だと思います。

たとえば
●炭に使う木のこと
●木のあつかいかた
●木と植林のこと
●炭の効果や応用されている場面
●山仕事の道具のことなど

考えてみれば他にもいろいろあると思うのですが。

以上のプログラムなどを盛込んでいただけると嬉しく思います。
これからも杣の会のみなさんと検討が重ねられ充実したプログラムになって行くと思います。

■杣の会ホームページhttp://up2.tok2.com/soma/
■(有)杣人ホームページhttp://www.ex.biwa.ne.jp/~somabito/


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