2001/12/1 Top Page 1/1

『環境ギルド』から『自然エネルギー銀行』へ
エネルギー消費者の新しい選択肢を求めて
市民の手で自然エネルギーを育てる活動、市民共同投資組合を考え推進する。自然エネルギー推進を大きな社会的な活動にしたい。そのための方法として『環境ギルド』を提案し、その環境ギルドの運営方法として『自然エネルギー銀行』の創設の可能性を調査する。
地球温暖化を受け新しいエネルギーの登場がいま急がれている。自然エネルギーこそは21世紀を担うエネルギーである。現在のライフスタイルを変え、地域分散型の発電システムを進めるには、地方に豊富にある資源を活用して、自然エネルギーで人々をむすぶ、市民参加型の供給システムを構築することが必要である。
市民みずからの手で、自然エネルギーを育てる
なぜこのような考えに至ったかといえば、現在、各市民団体による市民発電所の取組が進むが、まだ社会的な運動にまでにはいたっていない。そして海外で盛んに行なわれている市民の手による市民発電所投資組合の「風車ギルド」の事例を知り、この方法こそが自然エネルギー推進の活動として有効だと考えるようになる。この「風車ギルド」と呼ばれる投資組合員は、現在デンマークで10万人以上になるという。今回、提案した『環境ギルド』とは、風車ギルド同様の市民発電所投資組合であり、風車だけにとわれることなく、活動がすべての自然エネルギーへ広がってゆくことを願い。1999年に命名した造語である。
また『エネルギー銀行』という考え方は、風車ギルドの市民発電所投資組合で行なわれている運営管理と地域通貨の「タイムバンク」から発想し発展させた考え方である。『環境ギルド』の活動のさらなる広がりと発展を考えた時、運営管理しながら活動と人々のネットワークの中心となるものとして、『自然エネルギー銀行』の必要性を感じるに至る。
これら『環境ギルド』と『自然エネルギー銀行』における総合的な理論を構築し社会にその考え方を示す。今回の調査は『自然エネルギー銀行』を視野にいれながら特に『環境ギルド』に絞ってその有効性を検証するための調査を行なうものである。
自然エネルギーの推進のための仕組を調査検討する。あわせて人々が参加することで自然保護が進むような具体的な方策を考える。方法としては自然エネルギー全般とその周辺の情報収集、および取材や聞取り調査を行い実施方法のための検討をし具体的な計画への前調査とする。